アダルトチルドレン(AC)とは
病名でも診断名でもありません。
また、「大人になりきれていない人」
という意味でもありません。
ACとは幼少期に機能不全家族※で育ち、
親の暴力や虐待(身体的・精神的・性的)
ネグレクト(育児放棄)
条件付きでしか愛されなかった経験
などにより心に深い傷を負い
大人になった今も
「生きづらさ」を感じている人々
のことを指します。
※機能不全家族とは
家族がそれぞれの役割を果たさず、
家庭内で弱い立場にある人(子)に対して、
身体的または精神的ダメージを
与える機会が日常的に存在している
家族状態のことをいいます。

つらかった過去の記憶を
普段は忘れていても
心の奥では、
「痛み」が続いています。
それはまるで、
見えないブラックホールのように
日々の人間関係や自己否定、
感情の揺れや自己肯定感の低さとして現れ、
仕事や恋愛
家族との関係など
さまざまな場面で私たちを悩ませます。
今や、日本人の80~90%以上が
アダルトチルドレンの
傾向があるともいわれいます。
さらに、
アダルトチルドレンの苦しみは
親から自分へ──そして子や孫へと
世代を越えて連鎖することがあります。
「この苦しみは、
もう自分の代で終わりにしたい」
そう願う方も、少なくありません。
ご安心ください。
アダルトチルドレンは
正しいケアをすれば必ず克服できます。

あなたが今
どのようなタイプのAC傾向を持っているのか
を知ることは
克服への第一歩になります。
AC 9つタイプ別チェックリスト
ヒーロー(hero/英雄)

- ストイックに頑張り、追い込んでしまう
- 認められないと絶望や怒りを感じる
- 弱い自分をさらけ出すことができない
- 自分より弱い他者に付け入ることがある
- 自分の非を認めず、責任転嫁する
- 完璧主義者(白黒はっきりさせたがる)
- 人より高い評価を得ないと満足できない
- 人に頼ることは恥ずかしいことと思う
- ワーカーホリックになりやすい
- 失敗したら人生終わりだと思っている
長男長女に多くエリートに多い。
優秀でいることで親から愛された経験からできてしまった人格。
親が子供に過度な期待を寄せたり、見栄っ張りな親を満足させようと、子供が親の期待に応えたことによって、家庭内の不和が収まった経験などがある。
そのため、社会的な評価を得られない自分を無能と判断する傾向がある。
自分の趣味で、勉強やスポーツなどを頑張っているのではなく、親の期待のために行っていることがある。
自分のためより親のためなので、虚しさを抱えているが、本人は無意識のため気付けない。
プラケーター(placater/なぐさめ役)

- 人の感情をもろに受けやすい
- 人生の進展に興味を持てない
- 自分を犠牲にしてまで相手に同情する
- 愛情を示してくれる人にしがみつく
- 親を支えるという使命感が強い(共依存)
- おとなしいとよく言われる
- 他人の人生に飲み込まれてしまう
- 他人をかわいそうと感じることが多い
- 人から信頼されやすい
- 自分だけ幸せになってはいけないと思う
女性に多い。
家庭内での争いや喧嘩、不和、暴力などが起きた際、被害に遭っている人(主に母)をなだめたりなぐさめた経験からできた人格。
親をなぐさめるが、本音は自分がなぐさめられたい。
その場の空気や人の感情、表情にとても敏感に反応する。
親の感情が常にマイナスで、なぐさめなくてはならず、心理的に緊迫状態が続いている。
周囲の相談役になることで存在意義を感じるが、自分を犠牲にして献身的に尽くしてしまう。
大人になると自分がなぐさめ役をできる相手(ダメなパートナー)を引き寄せやすい。
イネイブラー(enabler/支え役)

- 見返りを求めず奉仕してしまう
- 助けるつもりで相手に依存させてしまう
- 相手の世話をして自分の問題から逃げる
- 自分が困っていても助けを求められない
- 強い相手の言いなりになりやすい
- 嫌われたくないという気持ちが強い
- お世話することで存在価値を得る
- 断れない・NOと言えない
- 自分だけ幸せになってはいけないと思う
- 甘えてくる人を突き放せない
長男長女に多く、しっかりしたタイプが多い。
親が親の役割を果たさなかったため、親の代わりに弟や妹の面倒を見たり、支えたことによってできた人格。
または母親をコピーした可能性もある。
見返りを求めず他人の世話を焼いたり、早く大人びなくてはならなかったため、子供らしい経験ができなかった。
嫌われたくない気持ちが強く、献身的に尽くし過ぎてしまい、困った人を見ては「助けなくては」となりがち。
感情の抑圧が強く、成人してから生きづらさを感じることが多い。
ケアテイカー(care take/世話役)
リトルナース(little nurse/小さい看護師)

- 困っている人を見ると放っておけない
- 相手の世話をして自分の問題から逃げる
- 自分を後回し、相手を支えようとする
- 相手から感謝がないと不安や怒りになる
- 相手からありがた迷惑と言われやすい
- 相手を世話することで存在意義を得る
- 相手の気持ちや望みを敏感に感じ取る
- 寂しさを感じると不安や焦りが出る
- 過干渉やストーカー気質がある
- 「気が利くね」と褒められると嬉しい
長男長女に多い。
親が親の役割を果たしていなかったため、親の役割を肩代わりし、弟や妹の世話を焼いて支えたことによってできた人格。
または親をコピーした可能性もある。
親の役割を担おうとし、子供のときに子供らしい必要な経験ができなかった。
他人の世話を焼くことで、自分の存在意義を見出す。
幼少期に満たされなかった承認欲求を満たそうと、他人の問題解決をしようとする。
イネイブラーと似ているが、リトルナースは相手から感謝や見返りがないと不安や怒りを感じる。
スケープゴート(scapegoat/いけにえ)

- 問題児やトラブルメーカーになりやすい
- 見捨てられるのではという不安が強い
- 病気になって人からの愛を得ようとする
- ちょっとしたことで怒りが爆発しやすい
- 自分は居てはいけないと思うことがある
- 自己否定感が強い
- 摂食障害や自傷行為に走ることがある
- 人を傷つける言動を繰り返してしまう
- いじめやDVを受けやすい、またはする
- 世の中を否定的、斜めに見てしまう
親が何かしらの依存症(アルコールなど)を持っているケースが多い。
悪いことをしていないが、親から否定され続けたり、暴力、虐待、ネグレクトを受けたことでできた人格。
家族の負(ダメ役・厄介者・問題児)を背負うことで、真の家庭崩壊を防ぐ。
他の家族には平穏でいてもらいたい思いから、虐待を受けることで親を一時的に満足させるなど、自分が問題を生贄のごとく引き受ける。
自己犠牲役ゆえに、虐待やいじめのターゲットになりやすく、DVの加害者にもなりやすい。
クラウン/ピエロ(clown/pierrot/道化師)

- シリアスなシーンになると茶化す
- 沈黙や険悪な空気になるのを怖れている
- 比べられたり評価されることが苦手
- 不安を人に悟られることに抵抗がある
- 家の中では大きい態度をとる
- いじられキャラになる
- 本当は内心いつも怯えている
- 理解してもらえない寂しさを抱えている
- 素の顔がでてしまうことに怖れを感じる
- 周りを和ませるために笑いをとりに行く
末っ子に多い。
他の兄弟姉妹より可愛がられたり、溺愛を受けた経験がある。
両親の喧嘩や暴力、離婚を防ぐため、笑わせて場を和ませた成功体験によってできた人格。
家庭内の緊張感を感じ取ると、空気を読み、おどけたり道化を演じ、ふざけることで場を和ませようとする。
また兄弟姉妹が怒鳴られたり、虐待されないように必死に道化を演じる。
おどけていて一見問題なさそうに見えるが、その場の空気を変えるために必死。
自分を押し殺し、内心では強いトラウマを抱えて怯えている。
ロストワン(lost one/いない子・迷子)
ロストチャイルド(lost child)
ロンリー(lonely)

- 自分の意見を主張することが苦手
- 自分のことを気にされると鬱陶しい
- いるかいないかわからないと言われる
- 誰からも自分は理解されないと思う
- 人を冷静に観察している
- 疎外感や孤独感を感じる
- できるだけ責任を負わないようにする
- 拗ねたり、捻くれてしまう
- 自分で判断することができない
- 毒を吐くことがある
ロストチャイルドとロンリーを合せてロストワンという。
親から過干渉、過保護、または虐待や無関心、ネグレクトにあった経験を持つ。
約束やルールを親の都合で勝手に変えられたり、親の隠し事があったり、してほしいことをしてもらえず、意見を尊重してもらえなかったため「何をしても無意味」「他者と関わることは辛いこと」という学習をしてできた人格。
自分の意見を発することができなくなり、学習能力の低下を招いたり、無気力、無関心になる。
最低限の関わり以外、人と関わらないようにすることで傷つくことから回避。
他者に対しての信頼感を持てず、自分に対しても肯定的に思えない。
ロストチャイルドよりロンリーの方が殻が強い。
プリンス・プリンセス(prince・princess/人形・優等生)

- 自分の意思や表現を持てない
- 言われた通り生きることに価値を感じる
- 周囲の期待に応え、自分の意思を無くす
- 自分の意見は尊重されないと感じる
- 指示通りは得意だが指示がないと困る
- モラハラやDVを受けやすい
- 人間関係を構築できない
- 責任を取ることを避ける
- 八方美人をしてしまう
- 他者に合わせてしまう
親から人形のように可愛がられ、愛情をたっぷり与えられ育った。
一見まったく問題がないように見える。
しかし、実は条件付けの溺愛で、自分の意思を尊重されず、親に嫌われないよう振る舞ったことでできた人格。
親の理想や期待、親が叶えられなかった夢などを「あなたのためを思って言っているのよ」などと、コントロールして押し付けられた。
また、父親の場合、理想の女性像を子供に押し付け、母親の場合は理想の男性像を子供に押し付けるケースもある。
いかがでしたか?
人によってはタイプがいくつも重なることがあります。
どうか、いくつ当てはまっていても
自分を責めないでください。
それは、あなたのせいではありません。
幼い頃に、
無条件の愛や安心を
受け取れなかった経験が
今の生きづらさに
つながっているだけなのです。
でも、
これからの人生まで
ずっと苦しみ続ける必要はありません。
アダルトチルドレンの苦しみは
正しい理解とケアを
重ねていくことで
少しずつほどけていきます。
もし
「そろそろ自分を変えていきたい」
「この苦しみを終わらせたい」
と感じているなら
ぜひ一度、
あなたの想いを聞かせてください。
あなたのペースで
無理なく心の整理を進められるよう
寄り添いながらサポートいたします。
まずはお気軽に
お試しカウンセリングをご利用ください。




